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アジアでまた驚きの発見! 現生人類と交配した「旧人」に別のグループがいた、、、アジアは実はすごい‼
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    アジアでまた驚きの発見! 現生人類と交配した「旧人」に別のグループがいた 4/15(月) 17:21 Yahoo!ニュース 現代人のDNAで判明、デニソワ人、インドネシア 復元された初期人類ネアンデルタール人の鋭い目。デニソワ人の外見は不明だが、ネアンデルタール人に近縁の人類だったと考えられている。(PHOTOGRAPH BY JOE MCNALLY, NAT GEO IMAGE COLLECTION)  10年近く前、謎に包まれた初期人類の小指のかけらがシベリアで発見された。この未知の人類は、骨が発見されたアルタイ山脈のデニソワ洞窟にちなんでデニソワ人と名付けられた。 ギャラリー:4万年で「イギリス人」の顔はこんなに変わっていた 写真7点  彼らはネアンデルタール人に近い種で、何万年もの間アジアで暮らしていたと考えられている。そこまでわかったのはDNAが採取できたおかげだが、化石は指の骨、数本の歯、頭蓋骨のかけらが1つしか見つかっていない。しかも、発掘された場所はデニソワ洞窟だけと、試料の数自体はきわめて少ない。  ところが、4月11日付けで学術誌「Cell」に発表された論文により、驚きの新事実が明らかになった。いや、むしろデニソワ人の謎が深まったと言える。東南アジアの現代人のDNAを大規模に調べたところ、デニソワ人は実は1つのグループではなく、独立した3つのグループが存在したことが示唆されたのだ。そのうちの1つは、ネアンデルタール人とデニソワ人の違いと同じくらい、他のデニソワ人と異なっているという。  さらに、1つのグループは、およそ4万年前に姿を消したネアンデルタール人よりも新しい時代まで生き残っていたかもしれない。論文によると、デニソワ人は少なくとも3万年前、おそらく1万5000年前まで、ニューギニア島で現生人類と共存し、交配していた。この年代が確かなら、デニソワ人は、知られている限り、私たち現生人類以外で最も最近まで生きた人類ということになる。  近年、古代アジアの人類が驚くほど多様だったことを示す発見が相次いでいる。4月10日にも、フィリピンで新種の初期人類ルソン原人が見つかったと発表されたばかりだが、今回の刺激的な発見もそうした流れに連なるものだ。 「初期人類の多様性の中心は東南アジアの島々だということが、突然表面化したようなものです」と、論文の共著者でニュージーランド、マッセー大学のマレー・コックス氏は、フィリピンやマレーシア、アジアの先の広大な海域に浮かぶその他の諸島を指して言った。  2018年、米ワシントン大学のシャロン・ブラウニング氏らが、デニソワ人と現生人類の交配の波が2度起きていたことをすでに明らかにしていた。今回の論文はそれを拡張するものだが、ブラウニング氏は今回の結果と意味に興奮しつつも、こう注意をうながす。 「人類史のほんの一部にすぎません。でも、こうした小さな発見の積み重ねで、全体が明らかになるのです」  デニソワ人は、少なくとも40万年前にはネアンデルタール人との共通祖先から枝分かれした可能性が高い。そして、ネアンデルタール人がヨーロッパと中東に広がる一方、デニソワ人はアジアに広がり、やがてアジア系の現代人の祖先と交配した。そのおかげで、デニソワ人の遺伝子の痕跡が現代のホモ・サピエンスに残され、デニソワ人の謎を解き明かす手がかりとなっているのだ。 人々の健康から激動の人類史へ  コックス氏の研究チームは、もともとデニソワ人の多様性を研究していたわけではない。興味があったのは、インドネシアと近隣の東南アジアの島々における医療だった。この地域の病気に関連する遺伝子変異を解明すれば、もっと住民に特化した治療法につながる可能性がある。 「私たちにとっては、とても重要なことです」と、論文の共著者ヘラワティ・スドヨ氏は話す。同氏は、インドネシア、エイクマン研究所のシニアリサーチフェローで、論文の共著者の一人だ。インドネシアの人々の遺伝子は非常に多様だが、「ここインドネシアでは、遺伝子分析の技術がなかなか普及しなかったので、遺伝子研究は行われてこなかったのです」と同氏は述べる。  こうした多様な遺伝子を調べたところ、はるか昔に初期人類の分離が起きていたことを示す証拠が見つかった。アフリカからやって来た新参者の現生人類ホモ・サピエンスと、その前からアジアにいたより古い初期人類の流れをくむ人々が交配し、その証拠が現代人にまで世代を超えて受け継がれていたのだ。  たとえば今日、アフリカ人以外の人の最大2%に、ネアンデルタール人のDNAが見られる。その一部は有益で、感染症を防ぐ人の免疫システムに貢献している。しかし、ホモ・サピエンスが6万4000年ほど前にアフリカを出た後に交配した人類は、ネアンデルタール人だけではない。アジア系の大半には、デニソワ人のDNAがある程度含まれている。しかもニューギニア島を含むメラネシアの人々では特に多く、ゲノムの最大6%にもなる。現代メラネシア人の祖先は、メラネシアの島々へ向かう途中でデニソワ人と出会い交配したと考えられる。  コックス氏の研究チームは、その痕跡を詳しく調べるため、ニューギニア島を含むインドネシア14島の住民161人のゲノムを解析した。このデータと世界中の317人のゲノムのデータを統合し、ネアンデルタール人とアルタイのデニソワ人のゲノムと比較した。ニューギニア島先住民である現代パプア人のDNAのデータからは、デニソワ人の痕跡のピークが1つだけ浮かび上がると研究チームは予想していた。だが、明らかに異なるピークが2つ現れた。 「世界一くだらないデータ処理のミスか、本当に素晴らしい研究成果かのどちらかでした」とコックス氏は話す。 入り混じった遺伝子を解き明かす  今回の研究で見つかった2つのピークは実に興味深い。これはおそらく、2つの異なるデニソワ人グループの影響を示している。しかも、アルタイ山脈の洞窟で見つかったデニソワ人とは、遺伝的にまったく異なるという。  その1つであるグループ1は、ネアンデルタール人と枝分かれした後5万年も経たずに、36万3000年ほど前にアルタイのデニソワ人とさらに分かれた。その後、現生人類と交配し、子孫が現在東南アジアからインドにかけて広がっている。 「今回の研究成果を完全に支持します」とカナダ、トロント大学の古人類学者ベンス・ビオラ氏は話す。同氏は、謎に包まれたデニソワ人の化石形態学の第一人者だ。  同氏の研究チームがデニソワ人について初めて報告した2010年の時点で、現代メラネシア人に含まれる初期人類のDNAが、デニソワ洞窟の骨と歯から採取したDNAとは明らかに異なることに科学者たちはすでに気付いていた、と同氏は振り返る。2014年、同氏の研究チームは、デニソワ人が27万6000年前〜40万3000年前に2つのグループに分かれたと推定した。今回の論文の推定年代は、この範囲に収まる。  しかし、今回の論文で本当に悩ましいのは、第3のデニソワ人グループという説だ。この第3のグループ(今回の論文のグループ2)は、約28万3000年前にアルタイのデニソワから分かれ、現在のニューギニア島先住民の祖先とのちに独占的に交配し、混血したと考えられる。  この結果に困惑する科学者もいる。理由の1つは、デニソワ人が深くて海流のきつい海を渡る方法を見つけていたと考えられる、と論文の著者が述べている点だ。異議を唱える科学者は、そうした海を渡れるのは船を作れた現生人類だけだと長い間考えてきた。しかし、今世紀になされた多くの発見が、この説を否定している。例えば、体の小さなフローレス原人は、おそらく70万年前にはインドネシアのフローレス島にいた。インドネシアのスラウェシ島で見つかった石器は、11万8000年前〜19万4000年前のものだ。ごく最近では、ホモ・ルゾネンシスと新たに命名されたルソン原人は、5万年前にはフィリピンのルソン島にいたとされる。  とはいえ、これがデニソワ人にも当てはまるかどうかは、まだ議論の余地がある。 「問題は単純で、ニューギニア島やオーストラリアでは、近代以前の人類の考古学的な証拠や化石などが、見つかっていないことです」とビオラ氏は話す。これは、存在しないという意味ではない、と同氏は言う。しかし、「この地域については、わかっていないことがあまりに多いのです」  最新の分析法を開発している進化遺伝学者ベンジャミン・バーノット氏は、データ分析の仕方についてさらなる懸念を抱く。今回の研究では、現代人のゲノム中にあるデニソワ人の大小さまざまなDNAを特定したにもかかわらず、正確さを期すために、デニソワ人のものと同定された最長のDNAのみに限定して分析した。  バーノット氏は論文の説には同意しているものの、「何かを分析する必要があり、何万ものサンプルを同定したのに、そのうちの500個だけを選んで分析を行うのであれば、強い疑念を抱かざるを得ません」と話す。  それでも、バーノット氏や他の研究者たちは、この新たな遺伝子データベースを使って何を研究しようかと前向きだ。今回の研究で収集した遺伝子データは、現在、他の人でもダウンロードして利用できるようになっている。「こうして科学は進歩するのです」と同氏は話す。  コックス氏やスドヨ氏の研究チームは、現在、デニソワ人のDNAの断片が、現代人の健康にどう影響しているのかの解明に取り組んでいる。さらなる研究が必要だが、一部の遺伝子が、免疫システムと脂肪の代謝において中心的な役割を果たしているという有望な手がかりを、すでにいくつかつかんでいる。一方、コックス氏は、インドネシアの研究から将来何がわかるのかと興奮しているという。 「私の勘では、興味深い説がさらにいくつかこの地域から出てきますよ」 文=MAYA WEI-HAAS/訳=牧野建志 関連記事 少女の両親は、ネアンデルタール人とデニソワ人 ネアンデルタール人のゲノム解読、我々の病に影響 ネアンデルタール人の暮らし、なんと週単位で判明 フローレス原人を絶滅させたのは現生人類だった? 解説:新種の人類、ルソン原人を発見、フィリピン 最終更新:4/15(月) 18:00 ナショナル ジオグラフィック日本版 (c) 日経ナショナル ジオグラフィック社
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