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伐採された桜が神戸から東京へ──小4男子がつないだ命・・・好意のリレーがすばらしい!!
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    伐採された桜が神戸から東京へ──小4男子がつないだ命 3/30(金) 7:00配信 桜並木にくくりつけられた1通の手紙が奇跡を読んだ  東京都府中市にある都立農業高校のガラス温室の一角。太陽の光を浴びて、小さな桜の苗から緑の葉が伸びている。せっせと水をやり、雑草を抜き、土を整えるのは同校の田口喜朗先生(50才)だ。 「冬の寒さに負けず、無事に育って本当によかった。3年後には、また“向こう”できれいな桜の花を咲かせてくれるでしょう」  この苗は、兵庫県神戸市で伐採された桜の枝を接ぎ木したもの。1人の小学生が書いた1通の手紙が、神戸から東京まで桜の木を運んできた。  都立農業高校からおよそ530km離れた神戸市の阪急六甲駅のバス通り。春になると約1kmにわたり美しい桜並木が続く、地元の人に愛されるお花見スポットだ。昨年9月、その中の1本に、こんな手紙が巻きつけられていた。 〈ぼくのだいすきな木を切らないでください。なるべく、みきをたくさんのこしてください。ぎょうしゃさんへ 小4男子より〉  手紙を受け取ったのは、市役所職員として街路樹を管理する志方功一さん(40才)だ。 「神戸市では、倒木の危険性がある老木の計画的な撤去と再生を進めており、この手紙がくくりつけられた木も伐採の対象でした。該当の木に『倒木の危険があるため伐採します』とお知らせをしたのを見て、手紙を書いたのでしょう」  手紙の主と同様に、伐採を悲しむ声は地元の住民からも上がっていた。48才の主婦が言う。 「この桜並木を見るために、毎年近所の友達の家の2階に集まるのが恒例でした。神戸には桜の名所は多いけれど私たちにとって、お花見といえば小さな頃からここだけ。だから、『切らないで』という気持ちは痛いほどわかります」  市民たちを見守ってきた桜の木が植えられたのは67年前のこと。地元の神社に嫁いだ女性が、神社までの参詣の道を示すため、今は亡き夫と地域の人たちの協力を得て植えたものだった。現在90才で、病床に伏しているという本人に代わり、義娘がその心情を明かした。 「このあたり一帯は、第二次世界大戦時の神戸大空襲で甚大な被害を受けました。終戦を迎えてもなお壊滅的な状況の街を見て、悲しみに暮れる住民たちの心に希望をともしたのが、義母が植えた桜の木だったのです」 伐採された桜が神戸から東京へ──小4男子がつないだ命 3/30(金) 7:00配信  地元の住民たちにとって、この桜は平和と復興の象徴だった。 「伐採されると聞いた義母は、『生き物には寿命があるからしょうがない』と淡々と語り、『これまでがんばってくれたのだから、感謝しています』と気丈でした。だけどその表情はとても悲しげで…」 ◆小3の息子にチェックしてもらいながら、返事を書いた  こうした声を代表したのが、前述の小4男子の手紙だった。 「文面を見て、街路樹を大切に思っている気持ちが伝わってきて、改めて地元の人からどれだけ桜が愛されていたかを実感しました。ですから、子供にもわかるように、きちんと説明しなければいけない、そう強く思いました」  志方さんはすぐに返事を書き、桜の木に張りつけた。 〈樹を大切に思ってくれてありがとう。この桜は、詳しく調査をしたところ、幹の半分以上が傷んでいて倒れる危険が大きいことがわかりました。木は重いので、倒れると人が大けがしたり、車が事故を起こしてしまう可能性があるんだ。  私たちも桜を大切に思っているけど、みんなの安全が大事なのでしかたなく伐採することになりました。赤色のテープを巻いていない桜は治療をしながらできるだけ長く残したいと考えているよ。お手紙ありがとう。これからも街路樹を大切にしてね〉  漢字にはすべてルビをふりイラストもつけた。 「文章もイラストも、うちの小学3年生の息子に事前に読んでもらいました。息子にはうまいやん、なんて笑われたけれど、きちんと伝わるだろうか、と必死で考えていた」(志方さん)  それから2週間後、住民から「返事が来ている」と連絡が入った。急いで桜の木の下に駆けつけると、今度は透明の封筒がくくりつけられていた。 「封筒の中には手紙と一緒にひまわりの種70粒が同封されていました。2通目の手紙には、“またさくらのきをうえてほしい。まちがげんきになるようにしてほしい”と書かれていました。ひまわりの種は、その強い願いを込めたものだったのだと思います」 伐採された桜が神戸から東京へ──小4男子がつないだ命 3/30(金) 7:00配信  志方さんは再び返事を桜に張り出した。今度は、大きく育ったひまわりのイラストも添えた。 〈お手紙と大切にしているものをわけてくれてありがとう。かわりの桜は、人が歩いたり、車が走ったりするのに危なくない場所に植える予定にしているよ。この道路がいつまでも桜の道であるために、計画的に桜を育てていくよ。  お手紙から街路樹を大切に思ってくれている気持ちが伝わってきて、心が温まりました。まちが今よりももっと元気になるよう大切に使わせてもらうね〉  手紙を張りつけた3か月後の今年1月、桜の木は惜しまれながら伐採された。神社から志方さん、そして小学4年生の男児へ…。桜をめぐる物語は、ここで幕を下ろすかに思われた。 ◆心配で心配で何度もビニールハウスに行った  伐採され、廃棄処分になる運命だった桜を救ったのは、冒頭の田口先生だった。 「新聞で一連のやりとりを知って、伐採された枝に接ぎ木をすれば、桜を生き返らせることができるのではと思ったんです」(田口先生)  志方さんはこの提案を喜んで受け入れ、すぐに段ボールに伐採した枝を入れて東京に送った。接ぎ木とは、根がついた若い桜と、古い桜の枝の切断面を合わせて接合させること。桜が成長する3月に行われるのが一般的だ。 「神戸から桜が送られてきたのは、1月でした。すぐに作業にとりかかりましたが、これまで冬に接ぎ木をしたことがない。とくに今年は寒かったから、ビニールハウスには常に暖房をきかせ、授業の合間に何度も様子を見に行きました」(田口先生)  献身の甲斐あって、無事に接ぎ木は成功し、現在、桜の苗はすくすく育っている。 「いちばん背の高い苗で、50センチになります。このままいけば、神戸でまた桜がきれいに咲くでしょう。手紙を書いた男の子が見てくれたとしたら、これほどうれしいことはありません」(田口先生)  多くの人の心を動かし、桜を生き返らせた小4男子。本誌はこの吉報を伝えようと、神戸市内で彼を探し回ったが、見つけることはできなかった。 ※女性セブン2018年4月12日号 • 前へ • 1 • 2 • 3 • 次へ 3/3ページ 【関連記事】 • 今年は6割増!? 中国人「爆花見」に桜の名所は戦々恐々 • 2日で1億円稼ぐ伝説キャバ嬢 首相主催の桜を見る会参加へ • 花見の席でマナー知らず 「近所の腐れセレブ」にご注意を • 梅沢富美男が選ぶ花見スポットは水面に浮かぶ幻想的夜桜 • 首相主催の桜を見る会 昭恵夫人招待の怪人脈を事務方恐れる • 最終更新:3/30(金) 11:44 NEWS ポストセブン 記事提供社からのご案内(外部サイト) NEWSポストセブン 株式会社 小学館 • 週刊ポスト(毎週月曜発売)の購入 • 女性セブン(毎週木曜発売)の購入 • SAPIO(毎月4日発売)の購入 週刊ポスト、女性セブン、SAPIOの最新記事やネットオリジナルニュースを毎日配信。 • NEWSポストセブンをLINE友だち追加でスタンプゲット! • 動画ニュース『News MagVi』好評配信中 雑誌報道を動画で! • NEWSポストセブンのアプリ、はじめました • 「情報提供フォーム」を設置 現場からの声をお待ちします! NEWS ポストセブンの前後の記事 • 小池百合子知事、予算3億円100万部防災本の費用対効果写真 3/30(金) 7:00 • 最強官庁・財務省 内閣人事局の設立で官邸に忖度するように写真 3/30(金) 7:00 • 記事一覧を見る
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