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交尾中に雄を食べる雌、コウモリを感知する耳、獲物を立体的にとらえる目・・・やはり、その通りだった!!
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    交尾中に雄を食べる雌、コウモリを感知する耳、獲物を立体的にとらえる目  秋になると、戸外でカマキリを目にする人も多いだろう。  とは言っても、この時期に急に数を増やすわけではなく、単に目に付きやすくなるだけなのだと、米クリーブランド自然史博物館のシドニー・ブラノック氏は言う。「交尾相手を探す雄が普段よりも少し活動的になって、あたりを飛び回ることが多くなります」。カマキリはひと夏の間、ひたすら狩りをして過ごし、脱皮を繰り返して成長する。 【動画】交尾相手を食べてしまうカマキリ  そうして秋が近づくと、カマキリの頭の中はふたつのことでいっぱいになる。食べ物と交尾だ。 カマキリの交尾  カマキリの交尾には、ときに危険が伴う。カマキリの雌が雄の頭を噛みちぎり、体のさまざまな部位を食べたという報告例は少なくない。ただし、そうした暴力的な行為がどのくらいの頻度で行われているかについては、やや誇張されて伝わっている面もあるようだ。 「まず、あらゆる種のカマキリが交尾相手を食べるわけではありません」と、ブラノック氏は言う。 「雌が非常にお腹を空かせているか、雄が雌を怒らせるかした場合には、雌がそうした行動を取ることはあるかもしれません。しかし、決まってそうするわけではないのです」  実際には、交尾相手を食べる習性を持つ種において、雌が雄を食べる割合は13〜28%だという。  興味深いのは、雄にとって、自分が食べられるという結末には良い面もあるらしいということだ。2016年に発表された研究によると、雌のオオカマキリは交尾相手を食べる際に重要なアミノ酸を摂取しており、雄を食べた雌は通常の2倍の数の卵を産むという。  つまり、雄は生き延びれば何匹もの雌と交尾ができる一方で、雌に食べられてしまっても、自分のDNAを継いだ子孫が繁栄する可能性が高まるわけだ。 カマキリがよく襲う鳥は?  カマキリはほかにもさまざまな生き物を食べている。たとえば鳥だ。  驚くことに、カマキリが鳥を食べる例は、南極を除くすべての大陸において確認されている。2017年に学術誌『The Wilson Journal of Ornithology』に発表された論文では、カマキリが鳥を食べたケースが、6つの大陸の13カ国から147例集められている。全部で12種のカマキリが24種の鳥を食べており、中でもいちばん多く獲物となっている鳥はハチドリだった。  多くの場合、カマキリはまず獲物の頭に穴を開け、その脳を食べている。  鳥を食べた報告例が多い種は、米国北東部に導入されているオオカマキリの仲間(学名Tenodera sinensis)だ。同地域で25件が報告されており、もっとも獲物にされやすいのはノドアカハチドリ(学名Archilochus colubris)だった。  一方、米国でもっとも広く分布しているのはウスバカマキリ(学名Mantis religiosa)で、カエルやトカゲ、ネズミ、小型のコウモリまで食べた例が報告されている。  カマキリが貪欲な捕食者であるのは確かだが、人間を傷つける力はあるのだろうか。  簡単に言えば、答えはノーだ。カマキリには毒もなければ、こちらを刺すこともできない。感染する病気を持っているわけでもない。また東アフリカには体長25センチほどまで成長するカマキリ(学名Leptocoloa phthisica)もいるが、それでもその口はたいした大きさにはならない。  つまりカマキリに指を噛まれたとしても、彼らの顎は人間に深刻なけがを負わせるほど強くないわけだ。 次ページは:カマキリの耳と目 交尾相手も鳥も食べる! 実はすごい、カマキリの秘密 9/12(水) 7:40配信 カマキリの耳と目  カマキリについてもうひとつ特筆すべき点は、コウモリが接近してくる音を感知できるということだ。カマキリは飛んでいる最中に、コウモリが狩りに使う超音波をとらえることができる。  カマキリは、胸の中央にある耳のような器官を使って、人間の可聴域をわずかに超える2万ヘルツ超の音をとらえている。コウモリが獲物に最接近したときに使うチッチッという連続音を察知すると、カマキリは飛行ルートを変え、捕まらないように螺旋状に急降下する。  すぐれた聴覚に加え、カマキリは優秀な目も持っている。ほかの昆虫とは異なり、彼らは三次元でものを見ることができる。ただし、カマキリの立体視は人間のそれとはまったく別物だと、英ニューカッスル大学で動物行動学を研究するビベック・ニティヤナンダ氏は言う。  今年発表した論文においてニティヤナンダ氏のチームは、人間が映画館で使うものに似た3D眼鏡をカマキリに装着した実験を行っている。左右で異なる色をしたレンズを利用して、カマキリにふたつの映像を同時に見せ、その反応を記録した。  この実験の結果、カマキリの立体視は動きに基づいたものであることがわかった。 「人間の立体視は、風景の明るい部分と暗い部分をマッチングさせることに依存し、両目で見えるものの違いを利用して奥行きを感知しています」とニティヤナンダ氏は言う。  しかしカマキリは、背景の中で動きのある部分について距離感をつかめるという。「カマキリは獲物に飛びかかる前に、自分はじっとしたまま、獲物がどのくらい遠くにいるかを判断しなければなりません。まさにそうした目的にぴったりの機能です」  カマキリが立体視できるというのは驚きだ。立体視は、霊長類など複雑な動物にとっても脳の負担が大きいタスクだからだ。しかしニューロンが約100万しかないカマキリは(人間のニューロンは約1000億)、これをより効率的に行う方法を見つけたことになる。 次ページは:カマキリと「目が合う」のは錯覚 【関連記事】 • 香川照之インタビュー「カマキリは人生の師匠」 • ギャラリー:虫の目、間近で見た12選 • ギャラリー:動物たちのみる世界 • 【動画】野生タランチュラの命がけの劇的交尾 • ペニスでメスの首刺すネジレバネ、壮絶な繁殖行動 最終更新:9/12(水) 7:40 ナショナル ジオグラフィック日本 交尾相手も鳥も食べる! 実はすごい、カマキリの秘密 9/12(水) 7:40配信 カマキリと「目が合う」のは錯覚  カマキリにはもうひとつ風変わりな特徴がある。彼らの目には一見、瞳孔があり、それがこちらの動きに合わせて動いているようにも見える。しかしこれは、見た目ほど単純なものではない。 「カマキリは大きな複眼を持っており、これは光受容器である無数の個眼から成っています」とブラノック氏は言う。  カマキリは、哺乳類のように、網膜に送る光の量を調節する瞳孔を持たない。  カマキリの目を覗くと、動いている黒っぽい点があるが、それは実際には個眼の集まりであり、角度の加減で黒く見えているだけだ。一方、黒い点の周りにある光受容器は、ある種の波長を反射しており、目の残りの部分が緑や白、茶色、紫色に見えるのはそのためだ。  つまり、「カマキリの瞳孔」というのは実際には錯覚にすぎず、彼らの目は正式には「偽瞳孔」と呼ばれている。  この先の研究により、カマキリについてさらに多くの謎が明かされていくことは間違いない。  ニティヤナンダ氏は言う。「カマキリは魅力に満ちた美しい生き物です。これからも多くの発見があるでしょう」 文=JASON BITTEL AND DOUG MAIN/訳=北村京子 関連記事】 • 香川照之インタビュー「カマキリは人生の師匠」 • ギャラリー:虫の目、間近で見た12選 • ギャラリー:動物たちのみる世界 • 【動画】野生タランチュラの命がけの劇的交尾 • ペニスでメスの首刺すネジレバネ、壮絶な繁殖行動 ナショナル ジオグラフィック日本版の前後の記事 • 銀河衝突の結末をNASAがとらえた、3億光年先写真 9/12(水) 16:38 • イルカの体内に化学物質が蓄積、プラスチック添加剤写真 9/12(水) 7:12 • 記事一覧を見
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