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女子大が復活! 受験生から早慶に匹敵する人気を集めた理由〈週刊朝日〉・・・資格取得など実利優先か?
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    女子大が復活! 受験生から早慶に匹敵する人気を集めた理由〈週刊朝日〉 3/8(金) 7:00配信 ※写真はイメージ(本文と直接関係ありません) (c)朝日新聞社  主な私大入試の結果は出そろったが、「文高理低」にかげりが見え、理系の「東芝電工」の志願者が大きく増えた。このほか、ビジネス系や国際教養系の学部を強化する女子大が復権した。一方で、高得点化したセンター利用入試は受験生を苦しめたようだ。 【大学グループ別志願動向や志願倍率ランキングなどのデータはこちら】  各大学グループのセンター利用を除く一般入試方式の志願動向を見てみよう。  難関私大は志願者を大きく減らした。早慶は6.5%、SMART+CHは5%、関関同立は5.1%減少。難関私大に挑戦する受験生が減ったとみられる。  反対に志願者を伸ばしたのは中堅の有名私大だ。日東駒専は、危険タックル問題で大きく志願者を減らした日大を除くと、10.7%、大東亜帝国は5.3%増加している。関西では産近甲龍が3.1%、摂神追桃が27.5%増加した。  志願者増加率ランキングを見ても同じ傾向にある。関東では桜美林大が69%、武蔵野大65%増加、関西でも大阪経済法科大が98%、阪南大59%、追手門学院大49%、神戸学院大38%と激増している大学が目立つ。駿台教育研究所進学情報事業部の石原賢一部長はこう見る。 「日東駒専、産近甲龍の次のグループが激戦となった。ここ数年、合格する実力がありながらも難関私大を不合格となった受験生を見てきたため、高校の先生や現役受験生たちは安全校となる大学の併願を増やしているのでしょう」  次にセンター利用方式の志願動向を見ると、こちらは早慶、関関同立などの難関私大を含め、軒並み志願者が増えた。日東駒専も日大を除くと3.9%の増加だった。この動向について、河合塾教育情報部の岩瀬香織チーフはこう見る。 「難関私大が難関国立大志願者の安全校という位置づけが崩れました。そのため難易度の一つ低い大学、さらに低い大学を併願する受験生が多く、私大専願者も受験校を慎重に選んだと見ています」  私大のセンター利用入試は高得点での競争となった。指定校推薦やAO入試などの影響で、一般入試の募集人員が減ったこともあり、思わぬ苦戦を強いられた受験生も多かっただろう。  獨協大・法・総合政策(前期2)は前年より105点アップの790点。立教大・観光・観光(3科目)は75点アップの875点、武蔵大・経済・金融(前期)は100点アップの845点だった。センター試験で英語リスニングと国語の平均点が上がったことも、ボーダーラインを上げたと見られる。 女子大が復活! 受験生から早慶に匹敵する人気を集めた理由〈週刊朝日〉 3/8(金) 7:00配信 「センター利用入試は宝くじを買うようなもので、滑り止めだと思っていても不合格になることもある。確実に合格したい受験生には一般入試の受験を勧めました」(石原さん)  志願動向を見ると女子大人気の復活が見て取れる。関東と関西の主要女子大の志願者数を見ると5.9%も増え、清泉女子大や昭和女子大などの増加が目立つ。  駿台の石原さんによると、津田塾大や日本女子大などはかつて、早慶など難関私大にも匹敵する人気を誇っていたが、女子受験生の共学志向もあり、人気を落としていた。しかし、近年は新学部の設置や、キャンパスを都心に移転するなどの取り組みが支持されているという。 「良妻賢母や一般教養を重視してきた女子大が、資格取得型に変革し、現在はビジネス系や国際教養系に力を入れ、再評価されている」(同)  志願動向でもう一つ注目するのは、理系人気だ。これまで文系に人気が集まる「文高理低」が続いてきたが、「東芝電工」は16.6%も増加し、千葉工業大、芝浦工業大などは志願倍率ランキングでも上位にランクインしている。 「ビッグデータやAI、ICT(情報通信技術)に秀でた人材のニーズが高まっている。それらが学べる情報系や電気電子系の学部が人気を集めています。これから先、就職先を選べる可能性が高いことも人気の背景でしょう」(同)  今年も多くの大学で定員厳格化の影響が出ており、そのあおりを受けた受験生も多くいたと想定される。来年は現行のセンター試験が最後となり、さらに受験生の安全志向が見込まれる。戦略的な受験計画を立ててほしい。(本誌・吉崎洋夫) ※週刊朝日  2019年3月15日号
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